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採用代行を頼んだのに、なぜ変わらない?
採用担当がいない中小企業で「採用代行を入れたのに採用が進まない」という相談をよく受けます。私の見立てでは、多くの場合、原因は代行の質ではなく、その手前の「設計」がないまま依頼していることにあります。欠けているのは人手ではなく、採用を設計できる人です。
採用担当
作業を実行する人
スカウト送信・面接調整・書類確認。丁寧な実務力が求められる。代行や派遣でも代替できる領域。
採用設計者
戦略を組み立てる人
誰を・なぜ今・どんな言葉で採るのか。選考基準・オンボーディングまで設計する上流。
採用代行は「設計がある前提」で動くサービス。設計者がいないまま依頼しても、構造は変わらない。
「採用設計者」は採用コンサルと何が違う?
採用コンサルは「外から助言する立場」で、方針や戦略のアドバイスまでが中心です。採用設計者はもう一歩踏み込み、中に入って設計から再現性のあるオペレーションまで組み立てます。外部人材でも“中の人”として動くポジション、と言うのが近いイメージです。
採用代行を入れても採れない会社の共通点は?
- 採用の優先順位が可視化されていない(誰を・なぜ・いつ採るのかが曖昧)
- 求人票が候補者視点になっていない(自社の欲しい人材スペック中心で、候補者が「自分に合う職場か」判断する情報が抜けている)
- 選考フローと評価基準が揃っていない(面接官ごとに見る観点がバラバラ)
- 紹介会社へのブリーフィング材料が薄い(求人票を渡して終わり)
私の支援では、3〜6ヶ月以内に設計不在で採用代行の成果が頭打ちになる会社を多く見てきました。構造が変わらなければ、手を増やしても結果は変わりません。
まず自分で一つだけできることは?
最新の求人票を、これから出会いたい候補者になったつもりで声に出して読んでみてください。「ここで働きたいと思ってもらえる情報」がどれだけ入っているか、自分の耳で確認するだけでも見え方が変わります。そのズレに気づくことが、設計を見直す最初の一歩になります。
AMARIELLEの採用設計支援
AMARIELLEでは、数十名〜300名規模の企業や医療福祉法人を中心に、採用担当者不在の会社に「採用設計者」として入り込み、求人票の言語化から選考基準・紹介会社連携までを一緒に組み立てる伴走型支援を行っています。詳しくは、採用×人材紹介シリーズ第4弾のnote記事をご覧ください。

